弟子のSです

武術の稽古日誌

今日のお稽古

合気道。呼吸法から一教二教、入身投げ四方投げ、剣の一教〜三教。近く昇段審査があるとかで、審査を意識した内容だった。初心者の私に、どの人も本当に親切に教えてくれる。複雑な印象は相変わらずだけど、少しずつ前に進んではいると思う。

合気道の稽古と、師とする稽古とでは、脳の使う部位が違う気がする。合気道は技の手順を徹底的に体に叩き込ませる感じ。いっぽう、師には技の手順に固執しないことを求められる。でもそれは手順を軽視してよいということではないはずで、手順を意識しないほど技を身につけた上で固執しない、ということだろう。解放されるためにこそ、執拗になぞる意味があると思って、やっている。

教室はみんな袴姿もりりしい有段者で、袴なしは私だけ。腰から下が視覚的に寒い。昇級よりも、あの、かっこいい袴をはきたい。