弟子のSです

武術の稽古日誌

きょうのお稽古

武術90分。ケガのあと初めての第一武道場太極拳、白鶴亮翅(鶴が羽を広げる動作)の応用、木葉返し、蟷螂拳のおさらい、足技なしの組手、寝技。

ケガから得るものは大きいけど、痛みのせいで思いきり動けないのはストレスだ。案の定、関節をきめられる痛みに敏感になっている。きめる師も気を遣うだろうなと思う。90分保つか自信がなく、ちょい緊張。

でも大丈夫だった。言われた時は「ありえん」と思った寝技も、してみたらできた。どころか最後に、覚えてきた関節技を頼んでかけさせてもらったり、よく言えば前向き、悪く言えば往生際の悪い、いつもの自分。

不思議なことに、稽古を終えてみると、ひざが痛くなくなっている。どう意識してみても痛くなく、すべすべ動ける。脳からなんか出てるんだ。エンドルフィンとか何かそういう横文字の。

90分の稽古の途中に、今日は座学もあった。私の知っているいくつかの拳法の比較説明。聞いた内容をまとめる宿題が出たので、後日記事にしようと思います。蟷螂拳ってユニークだなあ。