弟子のSです

武術の稽古日誌

今日のお稽古

護身術。4日前にバツの悪い思いをした準備体操を師がフルコースでしてくれたので、ここぞと順番を覚える。 外からの力に耐えつつ構える・歩く稽古。推手。斜飛勢・白鶴亮翅・単鞭下勢の応用から、攻めに使う腕に体重を載せる稽古。自重や相手の反発する力を利用した崩し。後ろから抱きつかれた体勢からの攻防。 一か月前の稽古では耐えた足に痛みが出てパニックになり、今日も同様の稽古だったのでひじょうに怖かった。ところが、重心を落とす位置やら吊り腰やら、ケガしてから得た知識を総動員させて臨んだところ、なんだか大丈夫だったのです。 ひざとつま先の方向を揃える、というのがひざに優しい立ち方なのだが、どうしてもひざだけで頑張りがちなのを工夫した。ひざ・つま先・かかとの3点でできる面をイメージして、飛んでくる球に向かってラケット面をつくってやるような感じで、相手の力を受けるというもの。または、力の方向に面を揃えてやる。そうしたところ、なんか耐えられたのだった。
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ケガして以来痛くてできなかったことが、今日は痛くなくできた。単に治ってきただけかも。何でもいい。正座もできないし、ヒールの靴も履けないけど、推手ができた! 痛いけど・痛くなかった! 痛いけど・痛くなかった!