弟子のSです

武術の稽古日誌

将棋をやってみた

直感力とは物事の進むべき道筋を示す「羅針盤」のようなもの。

局面をパッとひと目見て、これが一番いい手だろうと思いついた指し手のほぼ7割は正しい選択でした。羅針盤に論理的思考が加われば、さらに目的地への判断は正確になります。(羽生善治『捨てる力』)

服などパッとひと目見て、これが一番いいと思って買う成功率はやっぱり7割くらいかと思うのでこの直感力の数字はリアルである。しかしながらどうぶつ将棋では、思いついた指し手が正しかった試しがない。おかしいなあー。

そんな私が、師の勧めにしたがって将棋をやってみました。

どうぶつ将棋しか知らない身にはどこまでも動かせる飛車と角と香車が新鮮で、敵陣に特攻したらあっさり負けてしまった。そんな初戦。

1回負けたら、敵方に飛車角・香車・桂馬がない状態の盤面が私を待つようになった。

あの羽生も始めて2、3か月は一度も勝てなかったという。飛車角・香車・桂馬の6枚落ち(そう言うのか)でもやっぱり勝てなかったという。いい話だ。