弟子のSです

武術の稽古日誌

リハビリは苛酷らしい

昨夜、師からブログの記事にコメントをいただいたあとで考えた。獲得目標や目的を重要視しないということは、将棋で言ったら、勝敗よりも次の一手に集中すること。そして、羽生善治いわく「強い手がいつも最善手とは限らない」。

師のブログの新しい記事が示唆に溢れている。がんばろう。

前十字靭帯の再建術を受けた友達に会って話を聞く。

再建術後の関節は装具で鈍角に固定された状態で固まっていて、リハビリでそれを曲げ伸ばしできるようにしていくんだけど、それがもう、食いしばるもの何かくれ!!というくらい痛いんだそうだ。それが何か月も続く。やめたらそこで固まってしまう。フィギュアスケート高橋大輔がやはり前十字靭帯のリハビリに耐えかねて書き置きを残して失踪したのは、再建術の3か月後。

中高年に再建術を強く勧めない理由の一つは、リハビリのモチベーションが持続しにくいことだとお医者さんに言われたけれど、そういうことだったんだあ・・・。

ひざの最善手は、なかなか見えてこないなあ。