弟子のSです

武術の稽古日誌

背に腹は代えられぬ的な

歯医者さんの予約にキャンセルが出たので、どうか食べられるようにして下さいとの一念で、この私が稽古を休んで治療に行く。師のいわれる「快食、快眠、快便が最優先」を実践したかたち。噛めるようにしてもらった帰り道、駅のミスドに駆け込んでドーナツを泣きながら快食する。 帰ったら、おぉ!久しぶりに師のブログが更新されている。ここ数回の稽古や座学で触れた内容についてまとめておられる。師が道場で教えるのは技術だけれども、技術そのものよりもその本質、その技術がどのような考え方で成立しているのかを理解するよう求められる。答え合わせをするような気持ちで読む。 来週も月曜日に歯医者の予約が入って、稽古を休まなければいけない。よく考えたら月イチの剣術の日だった。武器術は自分の中でなんとなく脇役になっているけれども、暮らしの手帖的に言えば「どれか一つ二つはすぐ今日あなたの暮らしに役立ち、どれかもう一つ二つはすぐには役立たないように見えてもいつかあなたの暮らし方を変えてしまう」気のするものだ。損した・・。