弟子のSです

武術の稽古日誌

今日のリハビリ

リハビリに向かう途中、6週間前に再建術を受けたという同年代の方から以前の記事にコメントをいただいたことを知る。ありがたや。

手術して大丈夫ですよ、という趣旨であるようにと願う自分がいる。

今日の理学療法士さんはダメ出しがすごかった。Sさんは必要な筋肉がついてきてないし、患足に体重をかけない癖がついちゃってるし、全然ダメだと。注意される内容は、師に言われることとほぼ同じ。眼光も鋭く、どこにでも恐い人はいるもんだなと思う。要点は以下の2つ:

・ひざが内側に入る悪い癖。ケガにつながるので、手術してもしなくても治す。

体幹を鍛えろ。

手術してもしなくても、かあ。私、これからどうなっていくのかなあ・・・。

私が手術に二の足を踏む理由は様々あるが、武術的に一つ大きなネックは、確かめたことはないけれども、師だったら再建しないだろうということだ。

靭帯の1本くらいなくたって、このひざでやっていくところが、武術家の矜持なのではないか。治すと武術家の資格を失ってしまうのではないか。その心配が、再建したい気持ちに待ったをかける。

それを師に訴えたところ、師は、手術したくらいで失う資格なら最初からなかったのだと言われた。要はリハビリを稽古の機会にできるか、目的意識を持たずに武術的にやれるかどうかだと。