弟子のSです

武術の稽古日誌

今日のお稽古

護身術→太極拳。食あたりらしき師の容態を案じつつ教室に向かったが、職業意識のなせるわざか、いつもと変わりない様子に思われた。20時間起きられなかったらしい。

護身術はこぶしで打撃また打撃。

相手の腕を拳で打って払う。太鼓を叩くときの要領で、打点で跳ね返るように。慣れたら震脚を加える。私がケガしたのは左足で、利き手側の右足は震脚ができるのがありがたい。

両拳を使い、払いながら隙をついて攻撃する対面練習。拳で狙うのはこめかみ・首・胸元。

棒で打たれかかるのを片拳で止め、片拳で落とす。

逆ワンツーの練習。スワイショウでんでん太鼓のような腕振り)の動きをしながら突きの動作を加えていく。腰の回転が突きを先導するような感じ。打点で跳ね返るという意味では冒頭の太鼓叩きと似ている。正面でワンツー、その後前後(1対2)、最後に1対多を師がデモ。

突くときの腰の入れ方・引き方については『拳児』に詳しく載っているとのこと。

太極拳は倒レン猴〜斜飛勢〜雲手〜單鞭の応用。推手。

推手は一人でするのではなく相手と協動してするもの、対極図のように敵と一体になることだという説明を受け、頭上に豆電球が灯った。組手もそう考えたらいいのかもしれない。師を70キロの暴れる他者だと思うからいけないのだ。対極図をつくる相方だと思えばいいのだ。

敵だけど♪敵じゃなかった♪敵だけど♪敵じゃなかった♪

追記・内容に一部記憶違いがあり、コメントで師が訂正して下さいました。正確を期すためコメント欄までお読みになることを強くお勧めいたします(泣)