弟子のSです

武術の稽古日誌

サンダルの人になる2

武術と履物についてさらに考える。師のブログの記事にはこのように。 靴で歩く生活の中で、武術的な身体を作りたい、という事であるなら、何より、いつも口を酸っぱくして言っている、鼠径部 、股関節を曲げた状態で歩くことです。ここが曲がっていれば、そこから上の部分の重心は、独立して調整できるので、腰が反ったり顎が上がったりしなくなり、上下動も大分なくなります。また、上半身を押されて下半身まで浮くような連動もカットされます。 youtube師の套路を見ますと、鼠径部が曲げられてそこから上の部分、正中線が床に対し常に垂直で、安定を保ちながら動作が推移していくのがよくわかる。(後方で師の動作を真似ている生徒の正中線は斜めになってますね。) 師が上記のように仰るからには、雪駄(サンダル)ではより武術的な身体、鼠径部を曲げた状態がつくりやすいということなのだろうか。なにしろ今後は私も「親指根元で接地して、鼠径部を曲げて歩く人」を普段から心がけようと思う。 しかし靴武術たる太極拳と、サンダル武術たる剣術を並行して稽古するって、何かすごく複雑な作業をしている気がしてきた。いやその前に、太極拳って何なんだろうかと。あの探り足・・・・・ 夜、西武遊園地の打ち上げ花火。園内に入らず、隣接する多摩湖畔に折り畳み椅子を並べて家族でのんびり見物するのが例年のお楽しみ。花火は年々きれいになるなあ。 腕バランスは19秒とか20秒とか。