弟子のSです

武術の稽古日誌

♪立派な大人になりたいなぁ

問題が見つかった時、まず隠蔽し、誤摩化し、なかったようにしようとすることからまず改めましょう。 知的で芯の強い大人の女、そういう感じでありたいと毎日一生懸命生きている。私のことをそのように思っている人も世の中には複数いる(はず)。イングリッド・バーグマンとか神谷美恵子が理想です。 先日冒頭のように師に言われたけれど、かっこ悪くて弱くて女々しい自分を認めた時にそれを正視するのは勇気がいるものだ。しかし「武術と向き合う=人間と向き合う」=自分と向き合う、なのであるからして、ここで逃げてはいけない。 理想とちがう振舞いをした時、落ち込んでそんな自分を問題視するわけだが、考えてみると問題とは理想をかかげる思考そのものにあるのかもしれない。誰それみたいでありたいというのは、我執が肥大してるだけ、って気もする。師のブログの記事「落花流水」を読んでみましょう。 自分はいつでも最高の稽古相手であり、観察対象です。 しかし、観察者が観察対象に思い入れがあれば、その姿を歪めて捉えてしまいます。 でも・・・「こうでありたい自分像」に添ってやっとこさ形を整えているからこそ、なんとか家庭を経営して社会生活が送れているとも言えるし・・・。どうすればいいんだ。 行動が記憶を蓄積し、人格を作ります。稽古によって技が変われば、考え方やものの見方も変わっていきます。 何はともあれ套路、そして手首の一人取り合い。 表題はエレカシ