弟子のSです

武術の稽古日誌

今日のお稽古・心構え編

今日でブログ開設から1年。おかげさまでネタに事欠かずほぼ毎日更新して1年が過ぎました。読んでくださる人がいるのが励みです。ありがとうございます。 9月末からまたもや大きなつまずきを経験し、乗り越えているんだかいないんだかもわからないが、今思うことはやはり「武術をやると武術が身につく、という以上の意義は本来無い」という師の言葉に象徴されることだ。 師は武術を教える。弟子は武術を教わる。これが修行構造というか師弟の間にある全てである。 武術の求めるものが自立である以上、甘えはその構造を破壊する行為だ。甘えも、甘えを許すことも。「私から答えを引き出そうとするのをやめなさい」「私といる時だけ稽古して、それで強くしてもらおうというのはお客さん気分であり依存です」。師の厳しいことといったら悪魔のようだが、それは甘えを許すことが修行の破壊につながることをご存知だからではなかろうか。 久しぶりに師にお会いして稽古をする。物理的に一緒にいる時間は警戒レベルMAXだ。依存よ去れ、感情を乗り越えよ sekishoku.jpg  甘えを断ち切る というわけで、本編は明日です