弟子のSです

武術の稽古日誌

今日の一人稽古

拳児は12巻まで。拳児ってこういう話だったんだ〜〜〜 蘇崑崙の門下生、のっぽの陳くんが衝捶(中段突き)を教わったばかりのところで蘇先生に「でも・・」と私のしそうな質問をし、「おまえみたいなのを一知半解(=なまわかり)というんだ」と怒られるのを恥じ入りつつ読む。10巻66頁。教わり初めの技が実戦の妙法まで達するのはまだまだずっと先。学ぶにつれ段階的に練習の効果や内容は変わってくるので、そこにひたすら反復練習する意味がある、みたいなことが書いてあった。そのためには型の意味や、型に伴うイメージを考えながら稽古することだという。これが師のよく言われる「漫然とやらない」ってことだろう。ということは、やっぱり、套路の用法が曖昧ではどうしようもないと思う。 拳児を読んでいるとなんとなく耳学問で「できた気」になりがち。それで実際の稽古で突き落とされる、というのが悪しきパターンだった。今していることは師から学ぶための準備にすぎない。 実技は套路、体さばき、箭疾歩、空手の基礎鍛錬4種など、思いつくことをいろいろ。 ときどきストレッチポールに乗ってごろごろする。 stretchpole.jpg 猫背の友〜