弟子のSです

武術の稽古日誌

ストレッチ止まり木

ストレッチポールは居間のテレビの前に置いてあって、よく次女18歳がテレビを見ながら上に立っている(!)。師に言われて私も今日立ってみた。20秒くらい? 乗ることに集中するとうまくいかず、テレビを見ながら乗るとタイムが伸びる不思議。次女のタイムは無限。 「三才歩や箭疾歩に当たるものが白桃会や太極拳で言うところの何に当たるのかを理解する」との指摘から、師に教わった歩法を思い起こす。ブログに書いたものもあった。これです。箭疾歩は剣術の稽古でやった。この中から法則性を見つけようとする試みが稽古、修行であるという。 例えば歩法だったら歩法とは何か、何のためにやるのかわかって努力するのでなければ、いくらやってもそれはデタラメな頑張りにしかならない。組手も、套路も、受けも。 そういう意味では、各々の稽古の本質について私にわかっていることは殆どない。殆ど、と書くことすら憚られるほどだ。その種のわからないことって、本当に、どうすればわかるんだろう。センスがないのか、バカなんだろうかと心細くなる。でも師はバカを逃げ道にするなと仰るだろう。 今日は3か月ぶりに、再建しないという選択のきっかけを与えてくださったI医師の診察を受ける。大過なく過ごせているので、とりあえず今日で診察終了となった。別れ際に「ひざを丁寧に使って下さいね」と言われた。「使うな」でもなく「使え」でもない。丁寧に使う・・含蓄のある言葉だなあと思う。