弟子のSです

武術の稽古日誌

今日のリハビリ他

来週で受傷してから1年。それを目処に筋力テストを受けることになった。ついにリハビリの卒業検定だ。できそこないの馬歩の一人稽古で、最近なんとなく大腿の筋肉がついた気がする。めでたく卒業したら「つもり貯金」しよう。リハビリ代710円+交通費720円=1430円。それを月4回で5720円。おーう。などと計算しつつ、卒業をどこか心細く思う自分。 師の新しいブログの記事。文末の、別れた弟子への記述に戦慄する。なんという烈しさだろう。これは仕返しか、あるいは罰なのだろうか。円満に卒業するのでなければ、私も・・・? こうした悪いことをしたら怒られる、捨てられる、という「恐怖」や認められなきゃいけないという「義務感」を核にした人格を作ってしまうと、修行は苦痛でしかなく、師は恐怖の対象になってしまいます。 套路の動きに集中するあまり順序が適当になる。杖で動作に集中するあまり杖がすっぽ抜けてしまう。こうしたことは皆よいことだと師は言われた。それと同じで、稽古に集中すれば、師が怖いなどは取るに足らない感情だと思えるようになるのだろう。もっと稽古に集中しなさいとはそのことを言っておられるのだ。 でも・・・ブログの元弟子さんへの言及については、どうして?という気持ちが先に立ち、当時の師の落胆を知ってもいるしで、とても混乱している。