弟子のSです

武術の稽古日誌

今日の一人稽古

太極拳教室で使う道場の空きを利用して1時間一人稽古した。

やろうと思うことは1時間ではとても終わらないが、誰もいない道場はものすごく広くてありえないほど孤独。家でできることは家でやろうと即断した。しかし行っただけの収穫はあった。

今日のメニュー:基礎鍛錬(ひざのリハビリ/受身/羽ばたき(前後・上下)/腕振り/腕バランス)、套路、左右逆の套路、歩法、馬歩

・久しぶりに前受身を続けざまやったら目眩がした。さぼって内耳の何かがなまったんだと思う。

・脂汗が流れるほど鏡の自分を見つめながら套路をしたら、転身擺蓮が思った以上に見苦しいことがわかり何度もやり直す。修正できただろうか。起勢の腕の位置も高すぎていた。

・左右逆の套路は始めてすぐに、思うほど簡単ではないと悟る。しかし単鞭や雲手など教室で時々逆向きにも稽古する型はすんなりできるので、要は慣れだと思う。つなぎはうまくできなくても、白鶴亮翅や抱虎帰山とかは左右逆の動きが自然にできるようにしたい。

・馬歩は鏡で上体の傾きを修正しながら、骨格で立てるように姿勢を探る。正しい落ち着きどころは人によって違うので、これがそうだとは教えられない、自分で見つけるものだと師が仰っていた。まだ見つからない。

克己心が充実している時にまた来よう。まっすぐ帰るのが惜しくドトールで「ほうじ茶豆乳ラテ」を喫する。