弟子のSです

武術の稽古日誌

♪空も飛べるはず〜

金曜日の護身術で、後ろから相手の足をすくうという足技(動画「足払い、足絡み 」の3本目)の稽古もした。私はケガしてない方の足を相手に当ててすくった。患側の足を使うのはやめとこうと思い「左足ではできません」と言って、それを言えたことが自分では進歩かなと思ったりした。 でもあとからよくよく考えてみると、相手に接する部分はやさしく、という原則にしたがうならば足をすくうのに頑張るのは鼠径部やむしろ軸足であって、すくう足は股関節から先をまっ直ぐにしておきさえすればいいんじゃないかと。すくう足の頑張りに頼んですくおうとするのは間違っているし、それ以前に重心を崩していなければ、体重の乗った足をすくうのはいずれにせよ私の脚力では無謀である。 できないことをあきらめられないのも問題だけど、できることを早々にあきらめちゃうのも問題で、つまり両者の区別がつかないこと、賢くないというのが一番の問題なんだろう。でも賢くないからこそできることもあるような気がするし・・ぶつぶつ