弟子のSです

武術の稽古日誌

条件文は条件が命

AしなければもうBしないとはAしろということ。AするくらいならBしろとはAするなということ。

だからと言ってすることは套路・馬歩・歩法に筋トレ・ストレッチと代り映えしないんだけど・・。どうすれば人は痛がるかとか、体はどっちに曲がってどっちに曲がりにくいかとか、捨己従人とか意識しています。

師にお借りした長尾謙一郎という人のマンガ『ギャラクシー銀座』を感銘とともに読んでいる。主人公竹之進の更年期のお母さんがクレイジーでやるせなくて目を覆いたくなるほど。すごいなこれ。以前、おそらく似た趣旨のことを師に言わんとして「きみまろ?」と笑われ、私にはうまく伝えられなかったんだけど、繊細なモチーフをこんなに過激にしみったれずに描けるなんてすごいな。

「ねえ竹ボーイ・・未来がないって・・すがすがしいと思わない?」

同じ人の描いた『バンさんと彦一』もたまらん名作で結局アマゾンでポチっとしてしまい、とにかく本は増える一方