弟子のSです

武術の稽古日誌

套路をやっている

早川義夫の『グッバイ』が好きでよく聴いてる。ものごとに終わりがあるのは悲しいけどいいことだと思う。昨日読んだマンガに空腹感をブログラミングされたロボットが出てきて、兵糧攻めに遭うんだが餓死できない。終わりがないって、これは苦しい。

合気道の型稽古で利き腕でない方も左右稽古したことから、太極拳套路をこのところ左右逆にやっていて、昨日の深夜、ついに三十七式の最後までたどり着いた。以前はまったくできなかったけど、ここ一年くらいで習った吸着する動き・つながり・指の張り・用法などを意識しながらだとわりと混乱せずにできるようになった。体に新しい回路ができたような、不思議な感覚を味わっている。

月曜日に師に見せられるくらいに週末に仕上げられるといいな。師を驚かせようとブログに書かずにいたが、そういう目論見は不届きであると悟った。というか、こないだ少し喋っちゃった。

居間からものや家具を減らして、床にジョイントマットを敷き詰めようと考え中。木村塾の道場みたいに。

悩むより、考える。それも体を動かして考える。