弟子のSです

武術の稽古日誌

今日の覚え書き

・師いわく「武術家としての私のやっている事は、武術の衰退を少しでも食い止める、あるいは、この時代では望みがないので後世の見知らぬ人に託すつもりで一時的にバックアップとして預かっているだけです」

私も、武術から学んだことを何がしか人に伝えていくような算段を考えよう。それが口を糊する手段と重なっていればこんなにいいことはないな。

・師の具体的な指示に対しては100パーセント従順な態度で臨もう。たとえば動きをビデオに撮って見てみませんか、など提案されて間髪入れず「いやです」と断るのは自意識の勝ったよくない態度である。自身の動きを見れば勉強になるにちがいない。気の進まない場面でどれだけ自分を投げ出せるかが勝負どころだと思う。がんばりたくないけど、がんばろう。