弟子のSです

武術の稽古日誌

カンダタの呟き

ぽっと出のくせに語り続けて止まらない相対性理論について今日も書こう。

「テレ東」で開眼したと先日書きましたが、この曲が発表された当時、坂本龍一がTV番組で爆笑問題相手にこれを絶賛していたとネットで知りました。2009年のことで、私はその番組を見ていた記憶がありまして、MacBookを開いて紹介していたあれがそうだったのかと、ものすごく今さらながら思ったことです。

一流は一流をすぐにそれとわかる。私なんか5年かかったのにねえ。

シリコンバレーにも「Aクラスの人はAクラスの人と一緒に仕事をしたがる。Bクラスの人はCクラスの人を採用したがる」という格言があるそうで、その通りだなあと。なので構造的にAクラスとBクラスは交わることがないものです。Bクラスの人間は狭量で卑屈でださいので普通はAクラスの人間から遠ざけられるのです。そして私は、自分がBクラスの人間であることをじゅうじゅう承知している。

師の弟子でいることは格の違う世界から蜘蛛の糸を差し出されているようなものです。今までに何度か奇特な人が現れて糸を垂らしてくれたことがあったけど、私は諸般の事情でそれを掴んだままでいられなかった。今回ばかりは手離すまいぞと思っています。そして、急がなくちゃと思っています。あれこれ欲張らずに手にした糸をたぐるだけだ。

わたしもうやめた 世界征服やめた

今日のごはん 考えるのでせいいっぱい(「バーモント・キッス」)