今日のお稽古
先週の夜稽古で蹴りを受けたくるぶしの痛みが引かず整形外科に行く。そしたら骨は何ともなくて、当座の手当てを怠ったから長引いているらしい。てっきり疲労骨折か何かだと思った。私は自分で思うより丈夫なのかもしれない。打ち身は一週間はアイシングしてその後は温めると教わる。
楽しいから笑うのでなく、笑うから楽しいのだ。口角を上げて体育館に向かう。あー、昨日まで絶望してたのに。
私に足りないのは、五指の進展や不随意運動の練り込み。型や基礎を組手につなげる意識。
護身術+太極拳。
連休明けでなまった体に基礎鍛錬。床に横になり手足を少し持ち上げてキープする系。
双推手。
生徒に福祉関係の仕事をしている人がおり、暴れる患者を扱う機会があるとのことでそれに関連した稽古。切実である。振り回す短棒の奪い方数種/手足を振り回す人に対処する/引き込んで倒し、こちらの手足で押さえる(クロスガード)
介助者は患者を傷つけてはならないので、その縛りの中で身を守っていくのは本当に大変だ。
手足を振り回して暴れる人に対しては、・相手の腕に常にくっついている ・手首を取って残りの手足の盾とする ・抱きついてしまう ・どつき続けて疲れるのを待つ などの対処がある。自分の中で守る優先順位を知っておくことも。腕は叩かれても顔は守るとか。
套路にはひじを曲げる動作はほとんど出てこない。ポンによって腕で円相をつくるのだ。宿題の2の模範解答を思い出しながらやった。がっちり円相が作れるようになれば組手も変わるだろう。
用法では玉女穿梭と、單鞭下勢〜彎弓射虎をデモしていただいた。後の方のは第四段中の面白いほどの猛攻だが、身につけるのにはまだ当分かかりそう。
怒られてネガティブモード全開になったばかりなので、はっと我に返ると、師と話すのが何となくバツが悪いのだった。
いつでも答えは目の前にまるまる置かれているし、Sさんが自分では抽象的で高尚な悩みだ、と考えていることも、ほぼ、もっと具体的で単純な答えがあるのに、目に入っていないだけです。
そうなのか・・
目の前にまるまる置かれた答え、具体的で単純な答えって、私には師そのものに思える。
(↑まるまるとした答え、じゃないですよ・・念のため・・)