護身術+太極拳+幼児空手+子供空手。
護身術は体さばき・歩法を中心に。八卦掌の弧を描く動き、反三才歩(相手の側面に回り込む)、兎歩(半身で相手をかわす)、箭疾歩(距離を稼ぐ)、白桃会の腕振りの動きなど。
相手の側面に回り込んでひざカックン、背面に回り込んでバックドロップ。
太極拳では単推手を瀬尾さんと稽古した。単推手は太極拳の原理を体で覚える稽古方法で、その要領はかくの如く。
1 接触点の感触から、相手の力により自分の体勢が崩されつつあるのを検知する。自分の体勢とは、受け流して戻ってくるべき場所、座標0(ゼロ)。
2 加わりつつある力を観察し、解析する。どの方向から、どんな性質の力がかかっているのか。
3 力を受け入れ、懐に導いていく。
4 そして流す。力は弧を描いて相手に返っていく。体勢はもとの座標0に戻る。
私の修正すべき点は以下。ことは単推手だけにとどまらず人生の諸問題に通底していて、1〜4全てがうまくできないということにしみじみと落ち込む。
・頭で考えすぎる
・3で行う、いわゆる「捨己従人」ができない。それは我が邪魔をして。
・しっかりした居方の中心となる、自身の座標0(=本来の自分)が実は曖昧
単推手で押し込まれるのは本当にストレスフルだ。瀬尾さんは私がストレスを感じるポイントに理解を示してくれ、僕も同じことで悩んだことがありました、と羨ましい過去形で言った。
師には、ブログではわかったふうな事を書くけどSさんはトンチキだ、と言われる。
楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。あはははは。