弟子のSです

武術の稽古日誌

リーグ3連覇ですってねえ

ブログのSさんは別人格、とよく師に言われる。嘘くさく殊勝、体裁を繕っていると。

師にも読者の方にも、ブログの方が真の姿だと思っていただければ幸甚ですが、普通ならあなたみたいな人はとっくに破門になっている、とまで言われるからには、よほど腹に据えかねる態度を私が師に対してとっているのだ。その態度は「アンチ巨人とわかっている人に、あえて巨人の勝ち試合の話をするようなもの」と喩えられる。

師があきらかに嫌がっておられるのは以下のような事ども:

・感情の整理や個人の心情に付き合わされること

・意味のない感謝や謝罪を聞かされること

・実際的具体的なプランでなく、決意表明や言いわけを聞かされること

・何度も同じことを説明させられること

・既に示した解決方法を試しもせずに頼られること

・拒まれること、疑われること、試されること

・武術に対するリスペクトに欠けた意識と姿勢

特に最後のは、もう金輪際二度と聞かないのでそのつもりで、と固く固く言われているのだった。

数日前の記事に「緊張する場面に必ずある具体的な状況を思い浮かべる」イメトレについて書いたけど、私にとって緊張の具体的なアイテムとは「師」かもしれない。師を五感が捉えたら即ファンソンの状態が呼び起こされるよう訓練しようと思う。座学、遊行を含めた師とするすべての稽古において、リラックスと集中。緊張を楽しむ。さしあたり、どんな状況下でも師の目をガン見する。Sさんはズレてると言われる、その「ズレ」を直さないことには始まらないから、これは稽古以前というか師から学ぶための下準備だ。人の嫌がることをするのはやめよう。