弟子のSです

武術の稽古日誌

今日のお稽古

大塚にて初稽古。武術30分+子供空手50分。

起勢と収勢、逆腹式呼吸と合わせて/鐵線功、前後・左右・上下/左右の足をクロスさせて蹲踞。刀を振り下ろす動作と併せて、バランスをとりながら直進する。刀を振り下ろす動作と併せて、片足立ちで上下動/金鶏独立/ぶつからないように掌で圧して相手をコントロール、腰・肩正面・両肩背面、コンビネーション。

鐵線功では中指以降の3指の位置を直される。掌を巻き込まないようにする。すると指先がぴんと反って自然と上を向くのだった。なるほど〜。わかっタオ!

子供空手では基礎鍛錬/受身/小手返しを後回り受身でかわす/なめらかにどんどん技をかけていく(*)/型と用法/組手(打撃・投げ・寝技)。寝技は袈裟固めからの極め技6種。

*腰投げー背負い投げー外無双

もう少し種類があったと記憶するが・・。逆らわずに動いていくと自然とこうなるという、定跡のような流れがある。それが思い出せない・・

久しぶりのMくん5歳。彼との型稽古中、師が私に「ぶつかるな」といつもの注意をすると「オレ大丈夫だよ、ぶつかっても」と言う。私が手加減すると受け取ったようだ。組手でも全然後ずさりしないし、いろいろな面で成長した、大きくなったなあと思う。師と私との組手を「戦争」と呼ぶMくん・・春から小学生か。

稽古後に巣鴨でプチ新年会? 立ち飲み居酒屋→カラオケ。師の玉虫色の美声を拝聴する。私は自分で歌を作りもするんですよと自作の曲のイントロを居酒屋で披露してくれる師であった。『西武の屋上』というのだ。いっぱい笑ったけど、私は帰りの往生際が悪いので気をつける。航空機事故ではないが離着陸時があぶない。カラオケも、私は1分1秒たりとも無駄にすまいぞと思いがちなのを、師の指導により余裕を持って退室した。「もう少し楽しみたいなというところで終わるのがいいんですよ。残心です」

師に帰りがけ、なんだかSさん一皮むけましたねと言われる。先月、武術は礼儀作法だと悟って、それはある部分でひどく反省したことと重なるのだが、それから年末年始の怒濤の問答を経て・・それでだろうか。そうかな。