弟子のSです

武術の稽古日誌

スクリュードライバー(仮)

それは師とのマンツーマン稽古中、私がたまたました動きを師が新たな技と見出されたのだ。だから私が編み出した技ということになっている(編み出した当人はかけられない)。説明しよう。 screwdriver1.jpg 1 塔手から 2 左手を相手正面に下方から差し入れて 3 右風車 棒人間での描写に行き詰まったところ、サラサラッと、師が。おー。 screwdriver2.jpg 4 片手を相手自身の脇で封じつつ腕を背側に巻き込む。捕縛術のような仕上がり 技を私が手順で、師がビジュアルで捉えているのがまざまざとわかるなあ・・。 まず私のパートナーが(まともに)務められるようになることです、と師は仰った。なにかと師を疲弊させがちな私には死活的に重要な課題だ。「剣は人に習って強くなるものではなく工夫して自得するもの」。自立の方法も、また然り!!