弟子のSです

武術の稽古日誌

自分が100回聴いたんじゃありません

youtubeに上げたリスト『上田現ちゃん』の再生数が見たら100回を越えていた。あらぁ〜うれしい。この空の下のどこかに趣味を同じくする人がいるのね〜。

実家に身を寄せていた離婚係争中の幼なじみが生活保護を受けて部屋を借り、自立を目指すことになった。長く心を病んで障害者手帳を持つ彼女は、ものすごく気を遣いながら始発電車で人を訪ねる、みたいなことをしてしまう。不安なのか何かと連絡がくる。友人に誘われるままに新興宗教に複数入ってしまい、案の定悩みの種を増やしているのだった。

難儀な人生を歩む彼女にとにかくネットに繋いだら、パソコンが使えなきゃスマホに換えたらとすすめる。私が思うネットの利点の一つは、大抵のことに仲間が見つかることだからだ。たとえその人と直接つながらなくても、仲間がいるとわかるところが。

たとえば、上田現は私と同世代だが既に故人なのでせっかく好きになってもライブに行ったり消息を気にする楽しみがない。そういう切なさとか、あの、楽曲の5分の4あたりに仕掛けられた催涙フレーズについて、顔を合わせたらきっと「いいよねぇー」ってわかり合える人が「いる」、それだけでなんかうれしいではないか。

それはそうと、古くからのファンによれば、若かりし頃の上田現は止まると死ぬんじゃー!ってバンド一番ハチャメチャやってて、だけど最年長で老け顔で、みんなからジジイと呼ばれてたんだって。かっこいい・・・!