弟子のSです

武術の稽古日誌

今日のリハビリ

ひざを受傷して3か月と1週間。初めて機械で、筋力とかいろいろ測ってもらう。 太腿とふくらはぎの寸法。APはひざ上。 measure_size.jpg ケガした方は1.5センチほど細くなってる。 Quad(大腿四頭筋もも前側の筋力)とHam(ハムストリングスもも裏側の筋力)。 measure_bio.jpg ケガした足の筋力は健常側の80%〜75%くらい。75%を切ると「機能的障害」(嫌な言い方!)という呼び名がつくらしい。ひー、ぎりぎりだ。筋トレがんばろう。 靭帯の緩み具合の左右差。下に行くにつれ、機械が靭帯にかける負荷が大きくなってます。 measure_jintai.jpg 左右差2〜3までのバランスの悪さは割とよくあるらしいが、4はやはり断裂してるからこその数字だという。それだけひざ崩れが起きやすいと言えるが、寸法や筋力と違ってこれはリハビリではどうにもならない。リハビリの如何にかかわらず、再建すれば差はなくなるはずの数字。 ここのお医者さんは私の性別と年齢から、手術は基本的に不要という意見。担当の理学療法士さんは、別の病院でも保存を勧められるかどうか、なんと他の病院でセカンドオピニオンをとってみたらと言う。医師とうまくいってないのかと一瞬思ってしまった。彼は「コンタクトスポーツ」をする私にとって一番いい方法を探そう、というので、再建手術を選択肢から外すことには反対だ。 目が慣れてきたら、リハビリ室でひざのリハビリをしている人の様子が見えてきました。 ・再建手術グループ。目的はスポーツ復帰のため。若い。ジャージ。理学療法士はタメ口。 ・保存療法グループ。目的は生活の質の向上または維持、だろうか。中高年以上。動きやすい平服。敬語。 再建組は活気があり、どこか華やいでいて、理学療法士とのロマンスの予感すら感じさせる。 保存組ももう少しあげていこうよ、と思う。