弟子のSです

武術の稽古日誌

今日のリハビリに行く前と今日のリハビリ

昨夜はコメントで師との問答中に寝てしまうという大失敗をしてしまった・・・・・。

ジェンダーの話と「一度に二つのことができなくて武術的に自立が可能か」という話とがごっちゃになって、訳がわからなくなった。

武器術では一つのことに集中するあまり、しょっちゅう指や命を落としたりしている私。武術では一度に二つのことができないのは致命的なのだから、私はできません、そういう性質なんですと言ってすましている場合ではない。できるようにならないとだ。

追記:リハビリ。太腿のサイズを測ったら、患足の筋肉がまた落ちて細くなってる(泣)。荷重しないようにかばいながら、なおかつ筋量を保つ、あるいは増やすって本当に難しい注文だ。プールで水中ウォーキングとかしないとダメなんだろうか。

定跡や形を覚えてしまうとあまり出ないのですが、覚えたてのころは、その人の性格が非常によく出ます。駒を取るのが好きだとか、攻めるのが好きだとか、守るのが好きだとか。(羽生善治『結果を出し続けるために』)

自分を知る物差しを持つこと、と羽生は言う。この説に従って今までの組手や対局を振り返ってみると、私は明らかに「攻めるのが好き」な性格である。意外にも。

攻めが得意ではあるものの、攻め込みすぎて逆襲されるというミスをよくする人がいるとします。それを恐れて、守りの手ばかり指していれば、長所である攻めの調子が悪くなって、別のミスを犯すようになる可能性があります。

失敗を恐れて自分のスタイル・長所を失うな、ということか。そういえば、先日の将棋でもなまじ守り方を覚えたために全然いいとこなしだった。「今日、一度でも王手をかけましたか?」と師に言われた。ううん。そんな対局つまらないね。

将棋でも稽古でもケガでも、恐がりのくせに、守りすぎ・かばいすぎは私の性に合わないみたい。