弟子のSです

武術の稽古日誌

保存か再建か2

昨日のつづき。

初見で「再建術の適応ではない」と断言されたI医師、その理由やその他のコメント

・見たところ、ミゼラブルな状態ではない。ゆるみの程度がさほど酷くなく、安定している。

・手術に過大な期待を抱きすぎ。筋肉を傷つけるので、手術自体がダメージになる場合もある。

・長時間の歩行可。ジョギング可。起伏のある道もストックを使えば可。ただし筋肉をつけながら少しずつ慣らすこと。小金井公園の周りを歩きなさい(←ご自宅が近所だとわかり、ローカルな話ができた)。痛くなったらその時考えればいい。

・患足で踏ん張ること、着地すること、急な方向転換、軸足動作(ピボット)などは不可。

・(武術について)年齢的に、ひざの障害の有無にかかわらず打撃系の運動はやめること。骨折の危険がある。

状態は人それぞれなので参考にはならないかもですが、前十字靭帯損傷(断裂)関連のワードで検索してこのブログに来られる方が毎日必ずおられ、手術も予約後2か月待ちはザラという現状から、世の中には「靭帯損傷仲間」がごまんといるはずと思い、こういう事例もあるということで書きました。

(ちなみに、若年でバスケやバレーボールなどで受傷した場合、男性は再建しない割合もそれなりにあるのに対し、女性はほとんどが再建になるそうです。女性は筋力がつきにくいためです。)

I先生の言葉には説得力があったが、再建に傾いていた心の整理がつかない。