弟子のSです

武術の稽古日誌

ユリイカ

先日の太極拳教室の新年女子会にて、稽古仲間のMさん「小さな頃からおせち作りとか、たくさんお手伝いした。旧いしきたりを守る祖母に仕える母を助けようと子供心に思ったからね」・・。

私はしきたりや体面を何より気にする母に反発して、反発して、反発して現在に至る。Mさんはやさしいな。人間がやさしいのだ。私とちがって。

(お母さんは私よりも体面の方が大事なんだ)そう思っていた。今でも思っている。いい子の私が、世間のレールから外れない私が。でもね、Mさんの言葉で私わかった。

母が私を愛さなかったのではなく、私が母を愛さなかったのだ。

愛を強いて定義すると全的な理解と肯定、受容である。

だとしたら、こんな私でも愛することはできるのかしら