弟子のSです

武術の稽古日誌

稽古メモ

稽古のたびに新たな課題やら謎やらヒントを受け取り、それがまた自分の実生活の問題や興味と絶妙にリンクするものだから、取り組むことがいっぱい。充実してていいけど記録が追いつかない。

ここ一週間の覚え書き。

9月2日

・占い師として近日プロデビューする瀬尾さんにタロットリーディングをしてもらう。「カップのペイジ」逆位置。背景に水が流れ、ペイジ(騎士見習い)の捧げ持つカップには魚が入っている。この魚は他者から魚卵を受け取り、Sさんが孵した魚です、と言われ、魚だけに目からウロコが落ちたというか、世界が拡がった気がした。逆位置ということもあり、他にもさまざまな示唆をもらう。

・子供空手で、形稽古の一番簡単なところだけだが、子供にうまく教えることができた。覚えようと熱心な子がいて彼に助けられた。子供空手に参加しはじめて何年経つかわからないが、無能感に苛まれつつも続けてきてよかった。まだ弟子になる以前、師に「将来は指導者になるとか」と提案され、それだけは無い、と即座に否定したことを思い出し(わたし指導してる・・)とひとり感慨に浸る。

9月4日

家の玄関を出、いってきまーすと右にターンした拍子に、数年前に靭帯を傷めたひざが「がくん」となった。恐れていた「ひざ崩れ」だろうか。それから不安定感があり、見ると腫れている。

加齢とともに身体はあちこちガタが来るが、師が「自分はこれから歳を重ねて武術家としてますます良くなる」とご自分のことを仰っていたので、私もそうだこれからますます良くなるのだ、と思うことにする。

課題一覧

・ミット受け

・言挙げコミュニケーションの謎(「存在の核」をつかみ、そこに働きかける)

・直であること

・シームレスに動くこと

・納得しないと動かないという悪癖

「人が死の恐怖から自由になるためには、納得する/しないでものを判断する思考システムから離れなければいけない」と言われたが、まだ「納得していない」・・・うーんうーん。