弟子のSです

武術の稽古日誌

今日のお稽古

初稽古。武術90分。師が早く到着されていて、準備運動を脇からみっちりチェックされ冷汗をかく。長くやってるんだから、今年は順番までも正しく覚えよう。

羽ばたきとステップを通して、ひざに負担をかけない加重の方法を稽古。座った状態でする蹴り。構えから、攻撃をかわして攻めに転じ、構えに戻る稽古。最初は上半身のみ、徐々にステップをつける。十字固めで抵抗して手を組まれた時の外し方。

足を曲げて加重する際、つま先がひざに隠れないようにと3年前から言われているけど、足のつけ根に重みを分散することでひざの負荷を減らす、という合理的な理由によることが今日初めてわかった。今日教わった一連の動き方をものにすれば、ひざを守りながら戦っていけそうに思える。私はすっかりコンタクトが怖くなってしまったが、師はそれなら相手とコンタクトしないような戦い方をすればいい、と。そっかあ。

稽古のない時は、波のように寄せては返す「もうダメだあ・・」という絶望感と闘っているけど、師と稽古し、話をするうちに何とかなりそうに思えてくるから不思議だ。こういう時、同門のS井さんの「自分に才能があるとすれば、やめない、ということです」という言葉をいつも思い出す。

10戦中4勝したら卒業と言われたどうぶつ将棋は、今日3勝。惜しい!卒業って、どうぶつ将棋に勝ったと師に認められることでしょう。コンパスやエクスライダーに勝ったように、私はどうぶつ将棋にも勝つ。師の出す課題を一つずつクリアしていくうちに、いつか組手にも勝てる日がくるのだろうか。

稽古のあと接骨院に行く。結構動かしたのに腫れてない。エコーで見て水もたまっていず、施術の先生ともども喜ぶ。やっぱ捻挫には美肌の湯だ。