弟子のSです

武術の稽古日誌

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

言葉ではわからないもの

自分の課題は、先入観がまさって他者を等身大で見られないこと。上級者にならって技の知識を仕入れたとしても、私に人を見る目(感受性)がなければ意味がないと言われる。 師「あなたは言葉と記号にすぐ騙される。こうして私が話していても私の話す言葉の内…

稽古メモ

前回教わった、肩をいからせずに胸郭を開く動きは姿勢を良くするのに役立つというか、姿勢を良くしていると稽古になるというか。来月からパートで接客の仕事に就くのでいいこと聞いた。 春は別れの季節。子供空手で私よりも動きに風格があると言われた6年生…

稽古メモ

金曜稽古以外からしばらく遠ざかっていたが、今日は高田馬場で稽古。 師がツイッターで呟いておられた、肩を沈めたまま肋骨の下の方をアコーディオンのように開閉させて動く稽古をする。呼吸との関連はアドバルーンだと思えばよいと言われたとおり、吸って膨…

稽古メモ

先週の金曜稽古で私に投げられて首を痛めたSYさんは大事をとって今週は見学されていた。受身を教えてくださいと師にリクエストしていたようだが、師は、受身が必要になるような投げ方はこの護身術クラスでは稽古しません、問題はそんな投げ方をする人にあり…

♪ラルゴラルゴー

youtubeにつくった再生リスト『上田現ちゃん』の再生回数が、見たら500回を超えていた・・・! 人の再生でカウントが上がっていくの見たさに、自分では再生しないよう日々我慢してるっていう・・・ https://www.youtube.com/playlist?list=PLrcuIozqYiXM2vYE…

たぶん主客同一の話だと思う

師「生徒はお客さんなので私人だが弟子は未来の同僚、研修生なのだから公人でしかありえない。公人が '私にとっての武術とは~' というような物の見方をすること自体、ありえない」そうか・・・・ 師の「同僚」清風会・高無宝良先生「いつの時代でも人間関係…

稽古メモ

このところ、子供や年配の稽古相手にケガをさせる(幸い未だ大事に至ったことはないが、ヒヤッとするような)ことが立て続けに起きた。以前は自分がケガをすることが多かったが、どうしてこの頃になって加害者になる機会が増えたのか。私が自爆するのはいつ…

稽古メモ

再現性のまずさはともかく私の武術は100パーセント師の武術だ。師からしか学んだ事はない。師の2?年のキャリアの最先端だけを常に見せてもらい、師の方ではその先端に達するまでに膨大な経験と知識の蓄積があったはずだが、私はそうしたところをすっ飛ばして…

稽古メモ

先週の金曜稽古でも「我をなくして相手に合わせる」稽古をした。合わせると言っても突きや蹴りの手足に合わせるのではなく、それ以前の(突くぞ)(蹴るぞ)という相手の気配、気に合わせるのだ。合気だ。合わせて、相手のしたいように促し、自然な方向に一…

稽古メモ

前回の記事に師からいただいたコメント。 あなたは「私」を撓めて無理をして押さえつけたりすることで「公」の人になるのだと思っている。「私」が卵の黄身で「公」が白身や殻だと思っている。 逆です。人の本来は「公」であり、「私」こそ後天的に作られた…