弟子のSです

武術の稽古日誌

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

武術ゆく年くる年

毎年、月ごとに「今月はどのように苦悩したか」を縷々綴るようなかたちで一年のまとめとしてきたが、今年はちょっと様子がちがう。本人にはあまり自覚がないまま、先日師より「スタートラインに立った」お墨付きを頂戴したのである。先日撮った動画が師のブ…

真綿にくるまれて

「喧嘩は相手の胸倉を掴むところから始まる・・」とその方面に詳しそうな瀬尾さんいわく、喧嘩を経験せずに大人になる男はいません(断言)。それを聞いた師も普通に頷いている。瀬尾さんは停学とか処分の気遣いのない卒業式の日に相手をボコボコにする喧嘩…

最近のメモ

わかろうとするな。聞け。 わかろうとする行為自体、聞いてないってことだ。わからなくても聞いてれば後でわかる。 全体が理解できてない状態でやるべきは、欠損の無い状態で全体を持ち帰ること、復唱です。 ・聞く。 ・「腸腰筋」。空手の三戦立ちやお尻歩…

打撃対策

話の途中で終わってしまっているのだけれど、先日の金曜稽古で瀬尾さんと対打撃の話をした。 子供の組手を見ていても、素朴なスタイルであるほど人は殴ったり蹴ったりしてくる。太極拳的には受け流しつつくっつきたい訳だが、正面から間合いを詰めにいけば「…

昨日のメモ

このところ肩と胸をつなぐ三角みたいな部分にいつも鈍痛があり、乳癌検診も異状ないのにおかしいなと思っていたが、昨日、小金井の護身術クラスで引き続き上下の羽ばたきを稽古して、師が「この動き結構疲れますよね」と生徒に言うのを聞き、はたと気づいた…

昨日のメモ

昨日は新宿コズミックセンターなるスペイシーな名称の施設で初めて稽古した。採光が穏やかでなかなか良いところ。使用料もスポセンより100円安い。 高田馬場駅から都バスに乗って行く。戸山や早稲田の位置関係が少しわかってきた。もしかすると老後に20年く…

年末恒例

母77歳を連れて埼玉は飯能市にある亡父の墓掃除に行く。 泉下の知り合いが多くなったせいか母の墓参は異様に時間がかかるので、よその墓碑を読んだりして時間をつぶす。あらためて女が長命なのがわかる。たとえば「あらぁ〜お千代さんも死んじゃったんだあ!…

昨日のメモ

昨日は師が指導員を務めている護身空手木村塾の大会があり、教室で一緒に稽古している子が二人出るというので、午後の組手の様子を見に出かけて行った。 一人はよい結果を収め、一人はよくなかった。しかしいずれにせよ、彼らがふだん教室でする組手の様子と…

・・・・・・

昨日は師が風邪で大儀そうだったため、幼児空手と子供空手とで、私のアシストへの期待が普段より高まっているのを感じたが、結果から言うと、たいした働きはできなかった。しかし師は稽古後にお礼を言ってくださった。 師「ありがとうございました」私「無力…

昨日のメモ

昨日は初めての場所で稽古。板橋区にある東板橋体育館というところ。スポセンが改修中なので道場を転々としている。 組手が課題なので見ていただく。拒絶感がすごいといわれる構えの硬さをとるところから始めて、上下の羽ばたきが柔らかくできるようにし、そ…

組手は人なり

以前記事中に「単推手は人生だ」と書いたりしましたが、いま私は組手について表題のように思う。子供の空手を観察してわかるのは、いい組手をする子は、精神的に成熟した、端的に言えば「感じのいい子」だということ。落ち着いて相手をよく見、強気でも弱気…

君。全然ダメだ。

いいぞいいぞと思っている時に師から冷水をぶっかけられる・・・・。 『BLUE GIANT』という青春ジャズ漫画にピアニストの雪祈くんという、才能と上昇意識に溢れ、それゆえにやや傲慢なキャラが出てくるのですが、自信満々な彼が日本一のジャズクラブのスタッ…

昨日のメモ

自らを「武術バカ」と称する女性が白桃会にあらわれた。昨夜初めて一緒に稽古した。もともとダンスをされていて5年前から中国武術を始めたとのこと。すごく稽古熱心だと聞いていたが、はたしてその通りであった。中国武術の柔らかい動きが身体にしみついてい…

眼帯でいこう2

動画「オレだけの男メシをつくる!」、昨日記事を書いたあとでシリーズ5作を結局全部見た。右目で「オムライス」「焼きそば」、左目で「ハンバーグ」「鶏のから揚げ」、両目で「トンカツ」。 >見たあとで暗誦してみて、再現性の高い方が記憶する目 左目の視…