弟子のSです

武術の稽古日誌

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

カミングスーン

昨日のこと。白桃会のpv撮影、今回は対人稽古シーン。板橋区は小豆沢体育館武道場にて。師のお相手はブログの動画でおなじみの瀬尾さんが務める。 途中で促されてちょっとだけ私も撮られる側になった・・・。ゆっくりした組手と交差術(すれ違い)。出来が悪…

ひいこら生きる女性のために

このブログを読みに来てくださる方は日々約40人。そのうちの半分が女性として、今日は女性向けに書きます。 私の家の周辺にはお年寄りの独り住まいが多く、その全員が女性です。彼女たちの暮らしぶりや亡くなり方を観察しているととても勉強になります。耳が…

告知

師よりお知らせがございます。 5月4日(月・みどりの日)の15時から小金井市総合体育館柔道場で、『中高年のための太極拳』という講座があります。無料なので興味がある方は施設にお問い合わせください(042-386-2120)。若者でも受講できます。 型を覚える…

今日のお稽古

護身術+太極拳+幼児空手。 薬のおかげでおなかの具合が整い始め、参加はできたものの、ふらふらして脂汗が出る。ものの匂いが鼻につく。 体不の人がいる、ということで、護身術は「体ほぐし」から始まった。二人一組で、肩(腕の付け根)・頭(こめかみと…

はいやります

これは口答えではありません、は口答えなのかな? 怒ってないって言ってんだろうが(怒)! みたいなものなのかな? 尾籠な話で恐縮ですが、日に数十回もトイレに駆け込むような下痢が4日目を迎えても治まらず、ついに病院に行き、症状が消えたら即服薬中止…

今日のお稽古

武術90分、スポセン。腕振りから。腕振りは、両手両足を広げた姿勢の左右を入れ替えるという白桃会の基本功。拳を落とす勢いで足を入れ替える。 前後を示す便宜上ハダカにしています ピョンピョン弾んで頭が上下動してはならない。拳はただ落とすだけ。勢い…

今日のお稽古

護身術+太極拳+幼児空手+子供空手。 立ち方・歩き方に重点をおくのが中国武術だとすると、日本武術では「居方」を重要視する。 日本の武術は背負い投げや捨身投げなどのように、立っている、座っている、寝ているという状態が瞬間的に切り替わります。こ…

あなたの疑問にお答えいたします

今日は師が目下の疑問点についてまとめて対話するという時間を設けてくださったのだが、話に集中するほどに身体や場所から放たれて、「それ」が鏡を覗くように「それ」と受け答えする、みたいな透明度の高い状態になり、対話にも「ゾーン」というのがあるん…

回って回って回って回る

男子フィギュアの世界では今や4回転ジャンプを跳ぶのは当たり前になった。このことについて羽生結弦くんが昨夜テレビでインタビューに答えていた。たとえばテニスの進化には(注・聞き手は松岡修造)ラケットやコートの改良も大きく影響してるけど、スケート…

今日のお稽古

直であれ。手順を追わず、見たままを覚えろ。考えるな。漫然とやるな。見るな、観ろ。聞くな、聴け。うわああー!! 武術90分、スポセン。 金曜稽古のおさらい。背骨をつなぎ目を意識してS字を描くようにしならせ、横回転や縦回転を加えることで3次元の動き…

鄭曼青という人

師の教える太極拳は鄭子三十七式の流れを汲むもので、その始祖の名を鄭曼青という。鄭氏の著作の英訳された一冊を以前読んだが、今回教え子の手による評伝を読み始めたら、これがまたなかなか面白い。タイトルを直訳すると『秘密にするものはない』。著者はW…

That's reality.

あなたはこれから一人ぼっちになって、誰からも相手にされなくなるんだ。 あなたは若い時は、自分で帯を締めて行きたいところへ行っていた。しかし年をとると両手を伸ばして他の人に帯を締められ、行きたくないところへ連れて行かれる。(ヨハネによる福音書…

今日のお稽古

歯の具合が悪いのと、新しい美容師さんの手になる髪型がださいという二重苦を生きる。 護身術+太極拳+幼児空手+子供空手。 靭帯・腱といった「筋骨のジョイント部分」を使って姿勢をつくる、あるいは動く稽古。太極拳で「掤(ポン)」と呼ぶ、強くて弾力…

師は絶対、かつ我以外皆師

先日師に、白桃会の武術の本質はなにかと訊かれたが答えられなかった。修証一等ですと言われた後でもまだピンと来ないが、考えるうち、私が弟子をやっているということ自体が一つの答えを暗示しているように思えてきた。一般的な常識や価値観をもって私とい…

ガソリンは走らない

昨日、師から聞いた話。 ある人が四輪車でサハラ砂漠を縦断していたところ、アクシデントにより車が走行不能になってしまった。水と食糧は10日分あるが、底をつくのは時間の問題。Sさんならどうしますか。 その人は四輪車を分解してなんと二輪車に改造し、砂…

離見の見

見所より見るところの風姿は、わが離見なり。しかれば、わが眼の見るところは我見なり。離見の見にはあらず。(『風姿花伝』) 自分の本当の姿は自分からは見えない。見所(観客席)から見る者たちのうちに置いて初めて見ることができる。 三鷹の横森珈琲で…

春爛漫3

夫と雨のお花見。文京区の播磨坂という並木道をそぞろ歩く。土地勘がないなりに楽しめる。案内板の解説によるとここは環状3号線なのだそうだ。郊外に長く住んでいると何となく道は東西南北に走るものという感じがあるが、都心では道は皇居を中心に環状に走っ…

春爛漫2

護身術教室+太極拳教室のお花見at小金井公園。 4回目となる今年のお花見はロケーションも人数も「ザ・花見!」という感じで、例年の、一本の老大木の下で数人がまったり、というのとは少し趣を異にしていた。空中浮揚をする者、アルコールが過ぎて悟りを開…

止まれ見よ

長女23歳が「私の目には今のママはこう見えて、それについて私はこう思う」と話してくれた。鏡の中のもう一人の自分に言われたようだ。私は二人の子供の意見をものすごく重んじる。身体を分けた私の一部だから。 それは師もブログでかつてどなたかにコメント…