弟子のSです

武術の稽古日誌

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

今日のお稽古

護身術+太極拳。どちらの時間も双推手をみっちりやった。 双推手で相手を押したりコントロールするのは重さを使ってする。腕の力でしない。腕の仕事は潰されないようにポンを保つこと。押し込まれたら上体を傾けてでなく、鼠径部を折って耐える(套路の提手…

昨夜のこと

昨日の午後遅く、聖母のようなお友達からストーンズ行くならチケットあげるよと突然の連絡があり、えーっえーっ仕事が納期が、と言いながら気がつくとドームの人になっていた。前後を顧みずに家を飛び出したからあとが大変だったけど、行ってよかったです。 …

今日のこれもお稽古

師との合作マンガその2 偶数のコマが師です 私ではありません おしまい

今日のたぶんお稽古

今日は私の稽古でなく、師の稽古のアシストということでお会いしたのだが、師の生態や師がなぜ強いのかはご一緒していてつくづくと謎である。なんというか、師は、私とは違うペースの世界で生きておられて・・・終始のらくらしているかと思えば、私の5倍位の…

お残しは許しまへんでー!

自分の稽古でも、師の稽古を見せていただくときも、師といる時は自分を離れて師の視点からものを見るようにする。と、意識の私は真摯に思っている。 魂を直接ぶつけるようにして教えても、教わる側が自分にしか意識が向いていなかったならば何も伝わりません…

今日のリハビリ

2〜3週間に1回くらいのペースでまだ明大前のリハビリに行ってます。殆ど自分で決められたことをして、時々かたちを理学療法士さんに直してもらうだけだけど、今日はお医者さんから新しい知識を仕入れた。「ひざ崩れ」を擬似的に起こすテストの方法、つまりひ…

今日のお稽古

稽古前に考えたこと ・生きるとは煩悩の地雷原を歩いているようなものだ。好きなことを貫徹しようと思ったら、踏んじゃった地雷が炸裂しても平気な自分になるしかない。 ・私は師の弟子なのだから、場を共有しているときは師の視点でものを見る訓練をしよう…

カはカサブタのカ2

ブログでは努めて等身大の自分を描こうとしていますが、殊勝な文章と現状との落差が激しいとの指摘を師から受けました。実像の十倍くらい盛ってると仰るのです。自分がここに書かれた10分の1も卑小とは・・・まぁ酷い時は本当に酷いところを師はご覧になって…

今日のお稽古

マンツーマン30分+子供空手教室50分、巣鴨にて。 太極拳の起勢の稽古の仕方を教わる。内観しながら腕力を使うことなく腕を上げる。ゆっくりゆっくり。肩の後ろを落とすことで滑車の要領で肩の前にある腕が上がる、とか、体全体が持つ発勁の原理に沿うこと。…

さらにワーク!

エクセルでする特許文献の英文データベース作り。これを仕事と思うのはもう止めよう。これは有償ボランティアだ。私は技術立国日本の知財保護に貢献しているのだ!たぶん!以前博物館で、仏教の経典を修行僧が人海戦術で書写したものすごい長尺の巻物を見た…

ヒトカラ

新しくカテゴリ「コメントも開くそして読む」つくりました。師との問答and/or対話。 最近巷には「ひとりカラオケ」なる遊戯施設があると次女18歳に聞き「新時代!」とびっくりしたのも今は昔、午後、用事のついでにたまたま目の前に現れたそれにエイヤッと入…

模倣と創造

野口三千三『原初生命体としての人間』は手元に置いておきたい本だと思ったのでアマゾンで文庫版を買ったらば初版本からだいぶ改訂されていて、読みやすくはなっているけど下の箇所などなくなっていて残念。長い引用なので誰かに怒られたら削除します: 模倣…

今日のお稽古

護身術+太極拳。 雪のため人が来ず、生徒は私とたぶん槍が降っても休まないタフなSSさんの二人だけだった。後続の教室の生徒が来るまでと結局3時間以上教えていただくことになり、教わる側には贅沢な一日となった。 護身術。体の使い方いろいろ。仰臥して起…

追憶のマッコリ

養命酒二本目に突入。その効果かどうかわからないが、去年の暮れに飲み始めてから平熱が5分ほど上がった。味にも慣れた。今の私はカルピスで割れば大概のアルコールはいけると思う。昨夜のマッコリも強かったけど乳酸飲料系の味だったからおいしく飲めたとい…

今日のお稽古

巣鴨にてマンツーマン30分+子供空手教室50分。 太極拳では出されていた課題を発表するも落第して再提出となった。套路の動作を言葉で表現するというのは、ある動作をその動作たらしめている原理に、それと同格の名前を与えてやることだった。たとえば「梃子…

ワーク!

新たに始まった英文校正の仕事。ページ単価1000円くらいかと思っていたら、振り込まれた金額を見てみたら150円で、一日6000円くらい稼いだと思っていたのが1000円にもなってなかったという真実に胸を打たれた。泣きながら倒輦猴をする。仕事していてつらいな…

♪空も飛べるはず〜

金曜日の護身術で、後ろから相手の足をすくうという足技(動画「足払い、足絡み 」の3本目)の稽古もした。私はケガしてない方の足を相手に当ててすくった。患側の足を使うのはやめとこうと思い「左足ではできません」と言って、それを言えたことが自分では…

花鳥風月

今月22日より書家・石井誠さんが神戸のギャラリーで個展をなさるとのこと、 近郊の方がうらやましい! http://www.makoto19820222.com/ 生や死、実在や不在を超越するもの。個であり全であること。 不穏でありながら平安そのものであること。 非思量、両忘・…

雪の週末

外出の予定もままならなくなったので観念してパソコンに向かい、確定申告をする。レシートの束をいつも視界の片隅におきながら2月になってしまってもう後がない。超零細ながらも個人事業主たる私はこれをすませないことには春が来ない。頑張って終わらせて、…

今日のお稽古

護身術+太極拳。 ストレッチと極め技は紙一重、ということでストレッチの方法をいろいろ教わる。受ける側は横になり、かける側は座位か立位でそっと関節に体重を載せたり回してやる。関節の可動域のキワキワで痛気持ちいいうちはストレッチ、痛いだけになっ…

用語解説

カサブタだ黒子だと、知らずに読む人にはスキンケア関連の話題かと思われそうな昨今の記事の頻出用語について、師の言葉を引きつつ説明を試みたいと思います。 カサブタ:我執。意識的な意識。自分の本体・自我を覆って見えなくしているもの。 本来の自分の…

カはカサブタのカ

推手や組手のこと、構えた当初からなんとなく師が押し勝っているし、私は押され負けている 師は謎のようなことを仰る「私は勝っていません、Sさんが勝手に負けるんです」 カサブタがくやしがる、カサブタがよろこぶ、カサブタがくよくよする、カサブタがこと…

今日のお稽古

昨夜フィギュアの羽生結弦くんの練習風景をTVで見たのだけれど、彼は4回転ジャンプを日に60本飛ぶんだそうだ。足にかかる負担を考えたら限界すれすれの(越えてる?)本数らしいが、私が驚いたのはその練習後、跳んだ60本全てのジャンプについて自身でノート…

今日の読書

野口三千三(1914〜1998)という人の書いた本を読んでいる。タイトルは『原初生命体としての人間』(昭和47年刊)。東京芸大の体育教師だった方で、演劇畑ではよく知られた先生らしい。 人間の身体を液体的なものとしてとらえ、力を抜くことに主眼をおいた体…