弟子のSです

武術の稽古日誌

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

どこにも行かない追いかけない

うーん。師のブログ。目的をもつことは良くない。「それは構造としては依存であり、明確に弱点なのである」。 依存は、依存する対象が何であれ、その対象に束縛されること。束縛は、自由の反対語。 私の依存体質は、高校の時の摂食障害にまで遡ることができ…

今日のリハビリ

クォータースクワットをしていたら、いつもの理学療法士さんに「Sさん目線を上げて」と言われる。そうだった。師にも何度も注意され、合気会でも言われていたこと。伏し目がちな私、目線を上げるのはすごく大事なんだった。いつだったか、そう心がけただけで…

いい笑顔だなぁ〜

DVD『棋士・羽生善治の仕事』。7年前にNHKで放映されたもの。武術に絡めて語る場面もあり、関係各位には見逃せない内容となっております。35歳の羽生、若っ!しかしこの時すでにプロデビューして20年。若さと落ち着きを併せ持つ、35歳とはいい年齢だと思う。…

というわけで、歌います

♪君の行く道は〜はてしなく遠い〜 だのに〜なぜ〜 私と武術との関わりは、以前はもっと軽やかだったのに。 以前と現在の私を比べて、師は 「手に持った松明(たいまつ)を危ないと知らず、はしゃいで振り回す人」と 「松明が危ないことに気づいた人」の違い…

昔はものを思はざりけり

師に褒められたい、認められたい、についてのつづき。 考えてみると、師に褒められるような時は、大体、そのことですでに自分で自分を褒めている。例えば「がんばりましたね」と言われる時には、すでにがんばったことにすごく満足している私がいる。逆に、自…

今日のお稽古

明け方にすごいことを思いついて携帯にメモる。年齢的に遅れて武術を学ぶ上でとても重要なことに思え、ユリイカ的に興奮した。道場でする稽古だけが稽古ではない、大事なのは・・・。そんなような事。 護身術→太極拳。 護身術:当て身(拳、手刀、ひじ打ち、…

そこをなんとか

私「ごはんを玄米にしてみようかと思うんだけど」 母「えー今さら。私ゃ白いおコメがいいな」 戦中派だもんね・・・。 次女17歳に頼んで寝技。師にされた通りに抑え込んだら逃げられなかった。よし、できてる。 決心したり、心がけてすることなんてたかが知…

昔はものを思はざりけり

師のブログ。はぁ手厳しい・・。 咲いた桜を見ていたら、恐いもの知らずだった1年前の自分を思い出した。 書道家石井誠さんのツイッターが凄い。闘っていて、命がけで、喜びに溢れている。武術家とか芸術家というのは血でするもの、生まれつきで、そうじゃな…

桜がちらほら

防衛医大の整形外科に膝関節班という部署があり、靭帯断裂の件で、保存か手術かのご意見を伺いに行った。これが噂の3時間待ちか・・・。本持ってるから全然平気。ヘッセ『春の嵐』。 めぐり合わせの不思議というか縁というか、こういうタイミングでこういう…

今日のお稽古

武術90分。 金曜日にやった内容(突きを手首をかけて受ける)のおさらい。構えから一手ずつ掛け合う、二手ずつ掛け合う、三手ずつ・・と発展。足技。単推手。双推手。寝技。 単推手というのはつまり、「のれんに腕押し」状態になればよいのだろうか。私は体…

客観視

最近カメラを買った次女17歳が、将棋をする私を動画に撮ったのを見せてくれた。勝ったときと、負けたとき。うーん。こんななんだ・・。 「私って喜怒哀楽がはげしいね」 「そうだよママ、知らなかったの?」 「びっくりした」 「知らなかったっていう方がび…

漢方で健康づくり

見えない脅威に怯えてるだけでは能がないので、東大の漢方市民講座というのに出かけ「東洋医学によるパラダイム転換」とうたわれた講義を聞いてくる。 東洋医学の生命観や生理学といったものは太極拳をやっている身にはわりと聞き覚えがある。 生体を恒常性…

今日のお稽古

護身術→太極拳。 護身術。突きを手首をかけて受ける。手首+ひじで受ける→攻撃への発展。手首をかけて受け、もう片手の甲で払う→攻撃への発展。手首をかけて受け、同じ手で次の突きを受けることで、片手で相手の両手をロックする。3種。手首をかけて受けた突…

弟子と呼ばれし人々3

クリスチャンでもないのに聖書の文章が好きで、近所のミッション系の大学に講読に通ったりしていました。新約聖書は、すごくざっくり言うと、イエスという人が弟子を得て伝道する一部始終を4台のライブカメラ(福音書)で捉えたような物語です。様々な読み方…

ご希望に添いかねる結果

図書館司書の不採用通知が届いた。 あたまは重いし、目が覚めたら最後ねむれないし、うーん http://www.youtube.com/watch?v=5GYAow5DOdU ♪ぜんぶ〜マシにな〜あれ〜

今日の独りごちる

自分を悲劇のヒロインのように思わないこと。 いけねぇいけねぇ。 いろいろあるけど、頑張らなくっちゃ。

今日のお稽古

武術90分。 私は単推手で受けるのがとても苦手なコースがあって、そのたびに「固い」と指摘されるのだがうまくいかない。 腕を柔らかく固定させ、かつ強度をもたせるやり方がある。太極拳の「掤(ポン)」である。合気道にもそのような「円相」という構えが…

頭を空っぽに

「なあフランソワ、私は君の部屋にこうしている間は、自分が与えられるかぎりのものを君に与えるよ。でも、ドアの敷居をまたいで一歩外に出たら、私はもう君のことを考えるのは止めるんだ。だから、君の話が心には残っても、頭には残らない・・私の頭はいつ…

返却期限が過ぎてます

心がざわついて本も読めないような時は『ぼくらの詰将棋入門』を開くのだ。 三手詰め問題集を最初からやっている。理由は、五手詰めは私の頭脳では解答不能だからだ。 というか、もう図書館に返さないとだ。今度1冊買おう。刻々と変化する状況に対し、その時…

今日のお稽古

護身術→太極拳。 昨日更新された師のブログの記事に、手で「相手を掌握する」「相手を自分の身体の一部のように動かす」「触れている部分から相手を操作する」などの心躍る記述があったが、そのためにはまず力に力で対抗する癖を改めないといけない。という…

弟子と呼ばれし人々2

イエス・キリストの一番弟子ペトロは、もとからその名前だったわけではなく、もとの名はシモンと言いました。師を慕うこと熱い彼にイエスがこう話したのです。 「わたしも言っておく。あなたはペトロ(岩)。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。」(…

今日の読書

本質を見て、本質を理解し、本質を語ること。 『弱くても勝てます』高橋秀実。超進学校として知られる開成高等学校の硬式野球部のルポ。雑誌連載時のタイトルは『弱者の兵法』。部の練習は週にたったの1回・3時間で、私が師につけてもらう稽古量とほぼ同じ…

今日のリハビリ

保存療法の関心事は二次損傷を防ぐこと。 なので聞かれるのはもっぱら「ひざ崩れが起きてないか」「新たな痛みが出ていないか」。 私「走ってもいいですか?」 理「走りたいんですか?」 私「そんなには・・・。走るなと言われれば走りません」 理「じゃあ走…

今日のお稽古

武術90分。 今日は稽古前に心に期するものがあった。野に咲く花のように無心に道場に立とうと。勝敗へのこだわりとか、そういう「ほしがる心」でここのところ無駄に消耗するので、もう、そういう執着から楽になりたいと、淡々としていたいと、心から思うのだ…

今日の将棋Flash

加入している全労済の医療保険にダメもとで問い合わせてみたら、「スポーツ中の不慮の事故」で前十字靭帯損傷に保険が下りるかもしれないことがわかった。通院保障と入院保障がついている。おーう。入院はするかどうかわからないけど、もし下りたらなんて素…

今日の就活

ただいま副業を探し中。今日は図書館に面接に行ってきた。私は司書の資格を持っているのだ。 最近読んだ本は何ですか?と尋ねられ、羽生善治の『捨てる力』です、とはきはき答える。グループ面接の他の人は文芸書とかの書名をあげていた。まずったかも。 そ…

今日のお稽古

護身術→太極拳。 構えた足への攻撃をかわす。かわして、手または残った足で攻め返す。手でくっついて離れないことで突きをかわす。突きをナイフに替え、くっついて離れない・勢いを殺すことで刺されないようにする。 相手の殺気や勢いに勢いで対すると硬さと…