弟子のSです

武術の稽古日誌

今日のお稽古

護身術。

推手の構えから、突きに手を被せることで威力をそぐ。突きを手元で受ける、かわす稽古。ひじ打ちに発展させる稽古。接近戦でのひじ使いいろいろ。鎌手(字、あってるかな?)、寄り戻し、斜飛勢の鼠径部攻めバージョン、ひじで頭を守る、ひじで寝技を解く。ひじ打ち三連打。

私の腕は細くてホネっぽいのでひじが刺さると結構痛いらしく、使える。リーチも師よりある。今までロクでもないと思っていた身体の特徴が、武術的にはアドバンテージだったりすると嬉しい。腕は去年ケガして痛い目を見てから、攻められたら即クニャっと力を抜いて逃れることができるようになった。上半身がもっと自然にうまく動くようになれば、今まで放っておかれた足の方に意識を向けてやれる気がする。

左足の強度・信頼度はケガの前の半分にも満たない感じ。昨日の理学療法士さんは稽古は当然休んでいると思っている様子だった。私は師が配慮してくれるのでなんとか稽古を続けられているが、ひざの左右方向にストレスのかかるコンタクトスポーツ(ラグビーや柔道など)は、復帰までなかなか大変らしい。復帰って、私の場合、どこへ。自由攻防へのこだわりから楽になりたい。

ひざを常に気にしている、思いきり動けないというストレスから時々逃げ出したくなる。逃げるって、どこへ。しっかりしろよぉ!!!