弟子のSです

武術の稽古日誌

こわしたい

私「先生っ!もう本当に知恵袋とかでヒヤヒヤするような回答するの本当にやめてください」

師「は〜いわっかりましたぁ〜」

人生を手ぶらで歩む師は、なのにというか、だからというか、私の欲しいものを持っているんですが、それにしても、あの無頼さはどうなんですか。

私は『拳児』では大牛くんが好きで、要領は悪いなりに拳児をよく助ける様子が好ましく、師に対しても常にそうした弟子でありたいと願っているのですが、どうでしょう、まったく出る幕がないのです。ばかりかプチ・トニー譚とまで呼ばれる始末・・・・・

師のブログの記事は、組手で相手の懐に入れずにいる私にはすごい参考になる。だけど頭だけでわかっても、できない。この頭でっかちをこわしたい。動画のナマケモノを見てるとオーバーヒートしてる自分がしみじみと阿呆らしくなってくる。おうい雲よ、ゆうゆうと、ばかにのんきそうじゃないか。どうすればそんなふうになれるの。いっぺん転んで頭打てばいいの。

・・むしろ地道な努力や原理の解明がおっくうなので、どこかに楽して手に入る凄いパワーがないかなあ、と夢想している怠け者のように見えます。

選ばれた人と凡人が分かれているのではなく、目の前にある問題をひとつづつ片付けて、出来なかったことを出来るようにしていく、という無限の修正作業を根気良く出来るか出来ないか、というだけの問題だと思います。

知恵袋にいいこと書いてあるんだ、これが