弟子のSです

武術の稽古日誌

そんなGW

奥多摩からひと袋いくらで買ってきたメダカの中にうす赤いのが一匹いて相対性理論やくしまるえつこのように目立つ。あとは5、6匹いるようだが動き回るから実際のところ総勢何匹かわからない。数える気にならない。みんな元気一杯。

親鸞と弟子唯円の物語『出家とその弟子』はいま半分。傍線を引き引き読んでいる。

親鸞の不肖の息子、善鸞唯円に言う「私には世界は悲しみの谿(たに)の如くに見えます」は旧約聖書詩編を思わせる。浄土宗とキリスト教って本当に似てるなあ。でも違う。「なぜ」は神様に丸投げして問わないキリスト教とは対照的に、「悲しみの谿」である世界について「なぜそうなのか」「だからどうするのか」「阿弥陀仏の名を唱えるとはどういう行為か」を人間側からどんどん追求していくところが、私には仏教のおもしろさ。同じところも違うところもおもしろい。

たわむれに、子らに「ママが出家したらどうする?」と訊いてみました

次女18歳「とうとうやったかと思う」

長女22歳「やだー」