弟子のSです

武術の稽古日誌

生早川義夫

早川義夫をちゃんと聴いたのは師がかつてブログに動画を上げていた「音楽」という曲が最初で、今日はその師のお膝元である池袋は自由学園・明日館でライブが行われた。くしくもお誕生日を間近に控えた師をお招きし、今日の佳き日を迎える。

休憩を挟んで45分×2というサッカーの試合のような構成。曲間も殆どなく畳み掛けるようにどんどん歌う。MCも少なめだけれどその語り口は朴訥で、正直な人柄が伝わってくる。

どれかの著作に、歌う理由について、そうしなければ犯罪を犯してしまいそうだからと書いていた。猥褻な歌詞が多いけれどもそれに共鳴して心打たれてしまうのだから、表現とは救いだと思う。

師「Sさん早川義夫にクリソツですね」。そっかあ・・・・

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11645970.html

細い目にコンプレックスがあってずっとかけていたサングラスを、いつからか外したらしい。

小さな会場で、終演後はご本人がお見送りしてくれ、何て話そうかなーとドキドキしていると、年配のご婦人が駆け寄ってハグしたもんだから私達は黙って外に出た。「先生は喋る商売なんですから何とか言ってくれたらよかったのに・・ぶつぶつ」「私はSさんが思うよりコミュ障なんだ」