弟子のSです

武術の稽古日誌

破る

先日言われた「今の時点で認識していることを整理し、認識されていないことは何なのか考える」練習をする。なんだかパラドックスのように思えて正直あまり積極的にしてこなかったが、考えてみると、以前の記事に書いた「守・破・離」の「破」をやれ、ということだと思う。

なんらかの案件についてよくよく吟味し、自分が執行するにあたって足りないものは何かをつきとめ、それを揃えるか、代用になるものを考える。つまり、自分にとって無理のないかたちにする。

たとえば、私が師から学んでいるものの一つを「誰にも頼らずにハッピーでいる技」だとする。

この技に必要なもの、自分に足りないもの

・自己肯定感 ・アイデンティティ(自分は〜だ) ・才能 ・美貌 ・歌唱力 ・アルコール分解酵素 ・小金

代用になるもの

・素で勝負する心意気? ・自らを楽しませる遊興力?

まだすっきりした形にならないが、方向性としては間違っていないはずだ。