弟子のSです

武術の稽古日誌

へなちょこ亭日乗

昼過ぎ、三十七式太極拳クラブの稽古場所である、小金井市婦人会館の抽選に行く。定刻に抽選会場に集まった団体の中でくじ引きをし、番号の若い順から場所取りをしていくので、早く到着してもくじ運が悪ければ長く待たされることになる。(とは言っても古い施設で、利用する団体もさほど多くないので、順番が後になっても希望日時に場所が取れないことはまずないのがこの会館のいいところ。)

定刻になると、集まった団体数だけのプレートの載ったトレイを捧げ持った職員さんがしずしずと会場を回る。厚紙でできた小さなプレートの裏には数字が書かれていて、若い番号であれと念じつつそれをめくるのだ。

ここ数か月くじ運に恵まれず、会場に一番乗りしても退出はビリ、という不本意な「めくり」が続いたが、今日はめくってみたら「1」だった。ファストパスの如く手続きを済ませ、抽選開始から10分後には会場を後にしていた。玄関口で職員のおじさんに「おっ、トップバッターだね!」と声をかけられた。

夏日のような陽気で、葉桜の緑がまぶしい。時間が余ったので、沿線のパン屋の名店「キィニョン」「びおりーの」をはしごして帰る。